シンガポールのコンドミニアムの家賃相場を正確に調べる方法

シンガポール全体の模型が見られる『Singapore City Gallery』

先週末、シンガポールURAの『Singapore City Gallery』に行ってきました。

URA(Urban Redevelopment Authority、都市再開発庁)は、シンガポール国家開発省の下部組織で、同国の都市開発計画を管轄しています。建設業界の方なら、土地利用に関するJTC許可の後で、用途とGFA(述べ面積)の承認を受ける機関として、名称にはなじみがあると思います。

そんなURAが、シンガポール開発の歴史を紹介する施設が、The URA Centreの中にある『Singapore City Gallery』です。入場料は無料。

The URA Centre 入口

シンガポールの島全体のどでかい模型があるということで、前から行ってみたかったのですが、行ってみたらたしかに模型はなかなかの迫力だったものの、残念ながら施設は一部リノベーション工事中で、3階の展示場には入れませんでした(たぶん工事は年内いっぱいくらい)。

シンガポールの模型

マリーナベイサンズホテルの先にも、まだまだビルを建てる計画のようです。

URAのウェブサイトを見る限り、改装後は今風なインタラクティブな展示が増えそうなので、来年また行くかもしれません。

シンガポール発展の歴史の一端を見たいという方は、チャイナタウンで安くておいしい四川料理を食べて、Nayang Old Coffee(南洋老咖啡)でコーヒーを飲んだ後で足を伸ばしてみてもよいかもしれません。

とはいえ、時間の限られた旅行者の観光先としてはそれほどオススメはできません。しかし、シンガポールに住んでいるひとは一度は行ってみるべき場所だと思いました。


URAのウェブサイトが楽しい

そして実はこのURAのウェブサイトが結構おもしろいのです。

シンガポールの都市計画マスタープランを見ることができ、そのマップ上のメニューから、いろいろ見たいものを表示させることができます。

なかでも「Architecture Excellence」(優秀建築)というメニューをクリックすると、シンガポールの何らかの賞を取った建物など、ユニークな建築物をマップ上で見ることができます。

そのへんのガイドブックには載っていない、マニアックな建物をたくさん見ることができますので、たぶん建築物フェチにはたまらないと思います。

そしてようやく本題に行きますが、上記マップで「Private Residential Propeties」をクリックすると、シンガポールにあるすべてのコンドミニアムを地図上に表示させることができます。


契約賃貸料がネットで一般公開されている

日本の会社勤めでシンガポール赴任になった人の多くは、こちらのコンドミニアム(分譲マンション)の一室を借りて住みます。会社がすべてアレンジしてくれる場合もあれば、自分でこちらの不動産屋と賃貸契約のやり取りをする場合もあると思います。

そのいずれにしても、賃貸契約を交わす前には、家賃相場を知っておいたほうが、コンドミニアムの部屋のオーナーとの家賃交渉を有利に進めることができます。

そこで使えるのが、URAのウェブサイトです。

ところで、実はここまで一切リンクを張っていないのには理由があって、URAサイトのTerms of Use(利用条件)を見ると、なんとURAサイトにリンクを張るにはURAの事前許可が必要と書いていました。

わざわざ許可取るのもめんどいので、賃貸契約を検索できるページへのリンクは載せませんが、普通に一般公開されているページなので、簡単に見つけられると思います。

これがまた結構おもしろいです。

契約時期と、調べたいコンドミニアムの名称を選んで検索すると、実際に契約された賃貸料をずらっとリストで見ることができます(もちろん個人情報はありません)。

自家用車用のエレベーターで部屋まで直行できるような、超高級コンドミニアムの家賃に別世界を垣間見た気になりながらも、自分が契約しようとしているコンドミニアムの部屋と同じタイプの部屋の、最低と最高の家賃を知っておくことは、交渉に先立ち非常に有用です。

オーナー(大家)に高い家賃をふっかけられたとしても、根拠を示して反論することができます。

ただし、オーナーの方も、当然このサイトのことは知っているはずなので、こちらからあまりにも安い賃貸料を提案すると、逆に相手にしてもらえなくなるかもしれません。

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