諸事情によりブログをリニューアルしました
はじめに
みなさん、今日はいかがお過ごしでしょうか。
2012年12月1日、はてなブログで始めた私のブログ『Materialized(マテリアライズド)』は、諸般の事情により2024年に一旦閉鎖していましたが、このたび、ドメインも変えてリニューアルすることにしました。
また一からの出発となりますが、もうアクセス数はあまり気にせず、できるだけヒトの役に立つ記事を書こうなんていう気負いはなしで、自己満足の趣味として、ライフワーク的な感じで続けていこうと思います。
しかし旧ブログコンテンツの移行は、諸事情によりすべて手動で行わざるを得ず、各種再設定・再構築には予想以上に時間がかかりました。
その過去記事の読み返しを伴う苦行は、過去の自分を見つめ直す良い機会となり、見つめ直した結果、驚くべきことに干支が一周以上しても自分はほとんど何も成長していないということに気づいて愕然としつつ、愕然としつつなんていうのはシラこい嘘で、人間というものはある年齢を超えると、いくら年をとってもハゲたり皮膚がたるんだり腹が出たりして外面は変わるが内面はほとんどなにも変わらないという冷酷な真理を改めて寒々しく確認した49才の今、皮膚にはシワが増える一方で、脳はつるつるしていくという状況を鑑み、やはりボケ防止のために、文章を書いたり、写真を撮ったりすることは継続していこうと決意しました。このような宣言により未来を先取りして、すでに起こったことのように考えることは私の常套手段ではありますが、そうした手段の効果が今回どれほど持続するか、それは私にもわかりませんし誰も興味はないでしょう。しかしもしそれが持続すれば、この駄文ブログが将来お金を生み出す(materialize)こともあるかもしれないわけで、それだけが私の興味関心事項です。
一方で、最近はAIが進歩し、検索してもブログ記事の情報などをまとめた結果だけを表示するなんてフザケたことになって、将来的にはブログで広告収入を得ることもますます難しくなっていくとは思います。しかし、今まさに書いているような、こんなどうでもよく意味のない引き伸ばし文章が、「コスパ」「タイパ」みたいな言葉を使ってそれを実践する人々が気付いていないこの世に生きる人間の恐るべき真実へのささやかな抵抗になることを祈って、これからも世の中の役に立たず、なにも言っていないに等しいような無駄に長い文章を書いていければそれはそれで自分の精神衛生上良いのかなとも思ってはいます。
忘れたい初心忘るべからず
前置きが長くなりましたが、ブログの再始動に伴い、すべての記事を移行するのはあまりにも面倒くさいため、メインコンテンツであった「いい感じのビジネス英語」シリーズや、海外出張、シンガポールネタ等、アクセスの多く好評だったものを中心に移動し、捨てた記事も結構あります。なお、こちらも割と人気のあった腕時計関係の記事は、かなり情報が古くなってしまったので、ぼちぼち書き直していこうと思っています。
というわけで、本ブログはドメインは変わってしまったけれども継続していることもあり、旧ブログの一発目の記事はここに再掲載しておくことにします。
***
12/1/2012, 11:23:20 PM
昨日2012年12月1日土曜日、大阪府堺市の某スポーツ量販店で、我が愛用の、人生初の高級時計であるところの、オメガ・シーマスター・アクアテラを紛失した。ネコババされた。盗まれた。
落ち込んでばかりいるのもむかつくので、同じ時計を買い戻すための貯金を決意するとともに、貯金継続のモチベーション維持の為に、まずは盗難の経緯を怒りとともに記しつつ、(もう何度目かはわからん)ブログを貯金日記として再開することにした。
経緯下記。
スポーツ量販店には、今月末辺りに計画しているサイクリングで使うグッズを購入する為出かけた。
それっぽいリュックサックやら粉末スポーツドリンクやらお菓子をカゴに入れてから、下に着るぴちぴちの下着というか、機能性アンダーウェア、具体的には『Heat Gear』のSかMかで迷って、まずはSを試着に及んだ際、あまりにもぴっちぴちである為、なかなか顔が出せず、むはっ、となって、眼鏡が顔に刺さりながらもなんとか首を出して鏡を見ると、乳首がすけすけで、予想以上のきもさにショックを受け、念のためポーズをとってみたけれども、きもさが軽減されるはずもなく、むしろ倍増し、Sあかんわ。となって、Mを試着しようと思い、Sを脱ぐ際、また眼鏡が顔面に刺さるのはイヤなので、眼鏡を外して、試着室の壁中段に設えられた棚に置いた。
そこまでは記憶がある。しかしながらあまりにもぴちぴちである為、着るのより脱ぐ方が大変で、まずは顔から脱ごうと思ったら腕が抜けず、ジャミラのようになりながら数秒間難儀していたこの時、時計を外して、さっきの棚に置いた(ような気がするが確かではない)。
脱皮を終えて、今度はMを着てみると、またもや乳首がすけすけで、きもさに変わりはなかったが、こんなもんかいな、と自分で自分を納得させて試着を終了。そそくさと着てきた服を着直し、(ここが不可解ながら棚から眼鏡はちゃんと取って)試着室を出、ぷらぷらと売り場に戻ったところ、Heat Gearより800円ほど安い、似たような夏用機能性アンダーウェアを発見。
こっちでええわ、と思って手に取ってサイズの書かれた札を見た瞬間、ドキっとした。ゾクっとした。今から思えば多分この瞬間にどこぞの外道がネコババしたんであろう、時計には持ち主の気持ちが宿ると言うし。
焦って左腕のセーターを捲くり上げるも時計がない。ポケットにもない。かばんにもない。ダッシュで試着室に戻っても、棚にも床にもない。戻ってくるまでたぶん2分ほど。青くなりつつ、時計は実は外してなくてHeat Gearの袖の中にはさかったままかと思って試着室から売り場までの床および袖も見たけどない。レジで落し物の届けなかったかと訊いてもない。半泣きで計8,112円を支払う。
そして実は今日は時計着けてなかった、という一縷の望みを抱いて家に帰ったけどない。どこにもないし、かばんもポケットもいつも時計を置いていた棚を何度探してもない。もっかい店に電話して落し物なかったかと訊いてもない。床に突っ伏して泣いた。
思い切って初めての高級時計を買った日のことや、これまで時計と過ごした日々ばかり思い出され、左手首を何度も見る。
しかし落ち込んでいても時計は戻ってこない。晩飯食って、風呂入ったところで、男たるもの、オメガどころか、ジャガー・ルクルトでもブレゲでもパテック・フィリップでも買ってやる!
と思うと同時に、また機械式買うより、やっぱりミニマルなデザインのクォーツ時計のほうがええかなとか、我が愛用のアクアテラを努めて思い出さないようにしながら、涙を拭いて窓から夜空を見上げると、オリオン座が子供の頃見たのと全く同じように、明るく優しく輝いていた。オリオン座の三ツ星は、住吉三神とも言われる。神頼みして――。
寝落ち。四時に目が覚めて今、財布から5,000円札を一枚、そっと抜き出し、貯金が始まった。
***
まじでなにも変わってないとあらためて愕然としたフリをするほかありません。
お詫びと今後の方向性
しかしそんなことはどうでもよくて、ここでひとつ謝罪しなければならないことがあります。
実は旧ブログにはGoogleフォームで作った「問い合わせ」フォームを設置していたのですが、なんの因果か、いつの間にやら、投稿があったときのメール通知がオフになっていました。
今回数年ぶりにフォームへの投稿が記録されるスプレッドシートを見たところ、随分とたくさんのメッセージをいただいており、たくさんのアフィリエイトの勧誘に混じって、なかには私のブログ記事への感謝の思いを記された心温まるメッセージのほか、シンガポールの敷金返還トラブルの顛末を書いた記事に関する質問も数件あったり、さらには時計レビュー記事執筆の依頼までありました。
それらすべてを私は事実上「無視」したことになっておりました。たぶんここはもう見ておられないとは思いますが、せめてここでお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
今回のリニューアルに伴い、問い合わせフォームは、プロ仕様のものを設置しておりますので、送っていただいたメッセージを見逃すことはもうないと思います。
最近はAIの進歩が凄すぎるので、ビジネス英語ネタ関係の記事は今後減って、実際のモノや現場を報告するシンガポールネタ関係が増えるとは思いますが、今後ともMaterialized(マテリアライズド)をご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。