【2024決定版】海外出張持ち物リスト|忘れ物の心配なしで仕事の準備に集中できる【解説付き】
以前ほど頻繁ではないにしろ海外出張が増えてきた機会を捉え、前のブログではGoogle検索結果1位だった記事を取り戻すべく、改めて持ち物リストを自分のスタイルに合わせて更新、ここに新たな解説付きで載せておきます。
コンセプトは以前と同じく、『あまりあれこれ考えずにこれだけ持っていけば忘れ物の心配はまったくなく、あとは仕事の準備だけに集中できるリスト』です。
このリストはだいぶ用心深いもので、荷物は多めかもしれません。自分でも出張の期間や行き先によっては持っていかないものも入っています(例:折りたたみ傘、洗濯用洗剤・器具)。みなさまそれぞれでアレンジして使ってください。
このリストは、10年以上前からアップデートを重ねてきているもので、今ではほぼ完璧なリストだと自負しています。
以下は補足説明。
ガーメントバッグのススメ
20代から30代前半は、楽な格好で飛行機に乗り、仕事で着るスーツはスーツケースに突っ込んでました。
30代後半から40代前半(コロナ以前)には、スーツケースが到着空港の荷物ベルトに出てこなかったときのリスクや、スーツがシワになったときの面倒くささを考慮し、かつ、パリッとしたスーツを着てネクタイも締めていると、搭乗手続きをの際に座席クラスをアップグレードしてくれるごく僅かな可能性に賭けて、移動時もスーツを着るようにしていました(実際にルフトハンザ航空が一度だけタダでエコノミーからビジネスにしてくれたことがある)。
しかしコロナ以後、40代後半になってからはネクタイ着けたまま飛行機乗るのはやはりしんどく(かつ搭乗手続きも機械による所が増えた)、コットンかウールパンツにオックスフォードシャツを着てジャケットを羽織り、ネクタイはしないがポケットチーフはするというスタイルに変えました。
それで最近、出張期間や仕事内容に合わせて、スーツは1~2着、ガーメントバッグに入れて持ち運ぶようにしています。こうすることで、スーツケースの紛失リスクや、深夜や早朝に宿泊先ホテルに着いたときにスーツがシワシワなっているのを発見して絶望するリスクへの対応となります。
ただ、ガーメントバッグは結構かさばり、空港行くまではちょっと大変ですが、飛行機に乗ってしまえば、いくらエコノミー席であっても、ジャケットもガーメントバッグも、着席する前に客室乗務員を呼び止め、相手が日本人でなければ以下のように頼めばクローゼットで保管してくれます(LCCは無理です)。
Can you please hang my jacket and this?(ガーメントバッグを見せながら)
ジャケットとこれ吊っといてもらえますか。
とか
Hi. Could you stow my jacket and this bag please?
すんません、ジャケットとこのバッグなおしといてもらえません?
みたいな感じで問題なし。だいたいどこの航空会社も笑顔で預かってくれます。
機内で預けたジャケットやバッグは、着陸の直前に席まで持ってきてくれるか、降りる時に乗務員から受け取ります。なお、ガーメントバッグにはどちらのスーツにも合うネクタイ1本と、白のリネンのポケットチーフを1枚入れておくと更に安心です。
どんどん便利になるWISEカードはもはや必携
以前も紹介しましたが、WISEが便利すぎてもはや手放せない出張アイテムとなっています。
WISEアプリのタダみたいな手数料であらゆる通貨をバーチャル両替できる機能がとにかく素晴らしい。出張先の国の現金をもってなくても、飛行機を待っている間にWISE口座に送金&両替しておけば、向こうに着いてから空港のATMで現金を下ろせます。
しかも最近はだいたいどこでもカードでピッして払えるので、WISEのデビットカードを持つようになってからは、街の両替商で両替することはほぼなくなりました。
到着空港の出口付近にある両替商は手数料をぼったくるところが多いので、そんなところで両替などせず、WISEアプリとWISEカードでスマートに行くべきです。
WISEカードはVISAマークが付いていますがクレジットカードではありません。万が一カードの紛失・盗難に遭っても、カードに限度額などはなく、盗難した人間にカードをピッで払われたとしても、紐づいたWISE口座にある金額しか使えませんし、そもそもアプリ上でワンタップですぐにカードを凍結&凍結解除できます。カード会社に電話する必要もありません。
手数料安い・安全・便利で言う事なしです。
しかし国によってはATMで現金を引き出すときの手数料がめちゃくちゃ高いことがあります。こないだバンコクで下ろしたらたしか1回800円くらい取られました。そういう国では、できるだけ一回で確実に使う分を下ろしたほうがよさそうです。
とはいえ、海外旅行・出張する方は、年間手数料とかもとくにないので、まだお持ち出ない方はすぐに作ったほうがよいです。
とはいえ、WISEカードだけではリスクあるため、クレジットカードは必ず持っておきましょう。
アジア太平洋ならAPECビジネストラベルカードは超便利
私の出張先はほとんどがアジア・太平洋地域の国ばかりなので、APECビジネストラベルカード、通称ABTCは超便利でもはや手放せません。
これは、「アジア太平洋経済協力域内を頻繁に出張するビジネス関係者の移動を円滑にするために、制度参加国・地域の政府が、自国・地域のビジネス関係者に発行する特別なカード」(引用:Wikipedia)で、基本的にこのカードがあれば、加盟国への入国にビザ取得は不要になります。
例えば日本人がオーストラリアに行く場合に必要な電子ビザの申請は不要になります。
また、インドネシアもビザが不要になるため、列に並んでVOA(ビザ・オン・アライバル)の手数料50万ルピアを払う必要なく、かつ、「ABTC/Diplomatic」と書かれた専用の入国手続きレーンもあり、長蛇の列に並ぶ必要がないことがあります。
また、タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港は、だいたいいつもイミグレーションに外国人の長蛇の列ができていますが、ABTCを持っていると、たしか向かって右端の方にある、特別入国手続きレーンを使わせてくれます。めっちゃ空いてます。
さきほど外務省のページを見たら、今年からオンライン申請ができるようになったとのこと。申請は結構めんどくさく、会社の協力も必要ですが、持ってないひとは入手する価値は大いにあります。
私はとにかくインドネシアの入国がスムーズになったのが嬉しい限りです。
GrabやUberなどのタクシー配車アプリも必須
東南アジアならGrab(インドネシアでも問題なかった)、オーストラリア、欧米諸国ならUberをインストールし、クレジットカードを登録しておくと便利です。
行き先は運転手のアプリにも表示されるので言葉の心配はほぼなく、料金はアプリ上で決定されるのでぼったくりの心配もなし。
さらに自動カード払いで現金のやりとりは不要(着いたら降りるだけ)、領収書は到着後にすぐにメールで届く。たった数年前と比べても海外でタクシーに乗ることがずいぶん楽になったものです。
以前は言葉がまともに通じず行き先を伝えるのに苦労し、こちらが日本人とみるやぼったくろうとする運ちゃんと揉めたり、大きな札を出すとお釣りがないと言われたり、レシート出す機械は壊れてるか紙がなかったりするようなこと、これらすべて東南アジアの国々では日常茶飯事でした。
配車アプリがあるかないかで、海外旅行・出張中のストレスレベルに大きな差が出ますので、インストールしていない方は必須です。
USE Type-A to Cケーブル
最近はUSBケーブルといえば両端ともType-Cのものが普通になってきています。しかし現行の飛行機内(エコノミー)はおそらくまだType-Cの差込口はなく、Type-Aです。いつものようにC to Cケーブルだけカバンに入れていたら、機内では充電できません。よって、Type A to Cもしくはライトニングケーブルは短いものを入れておくと便利です。空港のベンチなどに着いている充電用ソケットもType-Aが多いです。
変圧器は不要
変圧器は重いので短期出張や海外旅行では不要です。もし必要と思うなら、変圧器を持っていかない方法を考えたほうが良いです。
不要といえば前リストでは、パスポートを紛失したとき用の顔写真や履歴書を入れていましたが、これらは最近はもうソフトコピーをどこかに置いておけば十分と思います。
モバイルバッテリーと歯磨き粉について
モバイルバッテリーというものを私は使わないのですが、仕事によっては必須の方もいるかもしれません。その場合は必ず手荷物に入れてください。スーツケースに入れていると、入国手続で申告すれば出させられますし、預けたあとに検査で見つかれば勝手にスーツケース開けられる可能性があります。最近は機内での使用を禁止している航空会社も多いのでご注意ください。
一方、普通の大きさの歯磨き粉は機内に持ち込めないので注意です。手荷物検査で見つかれば没収されます。100 ml以下の容器入りなら手荷物でOKで、預け入れるスーツケースなら普通の歯磨き粉チューブを入れていても問題ありません。
ドリップタイプのコーヒーパック
これは前回も書いたような気がしますが、コーヒー好きはドリップタイプのコーヒーパックを絶対に忘れないようにしましょう。別の記事でも書いたように、東南アジアでは日本のいわゆる「レギュラーコーヒー」は日本ほど一般的ではありません。そのためホテルの部屋にあるものはほぼ確実にインスタントコーヒーです。
最近でこそようやくシンガポールなどではドリップ式を売っているところを見かけるようになりましたが、めちゃくちゃ高いです。日本の国内出張だとどこのコンビニでも買えるため、意外と忘れがちなので再度注記しておきます。あとは紅茶や緑茶のティーバッグもあると良いでしょう。
東南アジアのタバコ事情
最後に、東南アジアにおけるタバコ事情について軽く触れておきます。
愛煙家の方のために、携帯灰皿などを忘れないよう、上のリストにはオプションとして追加していますが、実は私は1年以上前に禁煙しました。
禁煙した理由は、シンガポールのタバコが一箱1,200円(いまのレートだと1,400円)くらいしていたのがキツかったこともありますが、最近は全館禁煙のホテルが増えており、出張中にタバコが吸えるところを探してうろつきまわるのがものすごくアホらしく思えてきたからです。イライラしながら歩き回る自分はもはやタバコを吸ってリラックスしようというよりタバコに振り回されているような感じで余計ムカついてきてそんならいっそのことこっちからやめたるわ、という流れで止めました。
シンガポールとタイとインドネシアだけ例に出しますが、シンガポールはホテル、レストラン内はすべて禁煙です。タイのホテルも全館禁煙のところが増えています。インドネシアはまだ喫煙可能フロアのあるところは多いです。
シンガポールは電子タバコは違法です。にもかかわらず昨年くらいまでは街中で電子タバコを吸っている人(若い人が多い)をよく見かけましたが、最近シンガポール政府は電子タバコの徹底的な取り締まりに動いています。映画上映前にもVapeがいかに有害かを伝える映像が流されており、警察の手入れでHDBの一室やKTVの部屋で大量のVapeを押収した、みたいなニュースを最近よく見ます。
ドラッグに対してやたらと厳しいシンガポール、知らなかったではすまない可能性があるので、絶対持ってこないほうがよいです。日本で電子タバコを吸っている方は、出張前に普段の仕事用カバンに入れっぱなしになっていないか確認したほうがよいです。
また、バレなければオッケーという安易な気持ちでカートンでタバコを持ち込むことも絶対やめましょう(見つかって悪質と判断されれば数十万円の罰金となる可能性があります)。ちなみにシンガポールは街の歩道の至るところに灰皿付きゴミ箱が置いてあるので、実は吸うところを見つけるのにそんなに困ることはありません。
インドネシアは喫煙者人口が多く、喫煙可能なカフェ、レストランも多いです。他国に比較するとまだまだ価格も安い。会議室の中に灰皿置いている会社もたくさんあります。しかし禁煙促進への動きは世界共通のため、都会のホテルやオフィスビルは全館禁煙のところが徐々に増えてきているようです。